「田口卯吉」の版間の差分
→ 日本の古本屋で本をさがす (→作品) |
|||
(2人の利用者による、間の9版が非表示) | |||
14行目: | 14行目: | ||
---- | ---- | ||
== 経歴 == | == 経歴 == | ||
− | + | 安政2年4月29日江戸生れ。明治38年4月13日歿。諱鉉、字子玉。号鼎軒、鼎軒逸人、筆名史海子、鼎等。明治2年沼津兵学校に学ぶ。5年大蔵省翻訳局で英語、経済学を修める。7年紙幣寮出仕、11年辞官。翌年「東京經濟雜誌」を、24年「史海」を創刊主宰。また南島商會等の経営、27年に衆議院議員となるなど政財界でも活動。教育家[[木村鐙子]]の実弟。「鼎軒田口卯吉全集」全八巻がある。 | |
---- | ---- | ||
− | == | + | |
+ | == 全集 == | ||
---- | ---- | ||
29行目: | 30行目: | ||
|出版社=鼎軒田口卯吉全集刊行會 | |出版社=鼎軒田口卯吉全集刊行會 | ||
|}} | |}} | ||
+ | == 作品 == | ||
+ | |||
+ | ---- | ||
{{作品| | {{作品| | ||
|冠称= | |冠称= | ||
75行目: | 79行目: | ||
|書名=内外大家論説集 | |書名=内外大家論説集 | ||
|接尾辞= | |接尾辞= | ||
− | |共著者名= | + | |共著者名=[[島地黙雷]]、[[小野梓]]、[[沼間守一]]、英人弥尓氏、仏人義藏氏、英人斯邁尓斯氏、仏人多克武易尓氏、仏人孟徳斯鳩氏、合著 [[片岡綱紀]]編 |
|別名=田口宇吉名 | |別名=田口宇吉名 | ||
|責任表示= | |責任表示= | ||
95行目: | 99行目: | ||
|書名=國民之友 第一集 | |書名=國民之友 第一集 | ||
|接尾辞= | |接尾辞= | ||
− | |共著者名= | + | |共著者名=[[島田三郞]]、[[高橋道郞]]、[[植木枝盛]]、[[乘竹孝太郞]]、[[酒井雄三郞]]、[[矢野文雄]]、[[小崎弘道]]、[[高橋基一]]、[[浮田和民]]、[[植村正久]]、[[菅了法]]、[[高橋五郞]]、[[伴直之助]]、合著 |
|別名= | |別名= | ||
|責任表示= | |責任表示= | ||
|刊行年=明治20年11月 | |刊行年=明治20年11月 | ||
− | |出版社= | + | |出版社=上田捨吉翻刻・出版 大阪・國友舘 |
|}} | |}} | ||
{{作品| | {{作品| | ||
105行目: | 109行目: | ||
|書名=雄辯大家實地演説集 | |書名=雄辯大家實地演説集 | ||
|接尾辞= | |接尾辞= | ||
− | |共著者名= | + | |共著者名=末廣重恭([[末廣鐵膓]])、[[谷干城]]、[[肥塚龍]]、[[島田三郞]]、[[靑木匡]]、[[小崎弘道]]、[[福澤諭吉]]、[[中村正直]]、[[末松謙澄]]、[[加藤弘之]]、[[片山淸太郞]]、[[天野爲之]]、[[井上哲次郞]]、[[棚橋一郞]]、[[有賀長雄]]、[[添田壽一]]、[[大鳥圭介]]、マルク・ホプキンス、エドモンド・パルク、[[板垣退助]]、[[馬場辰猪]]、[[杉浦重剛]]、[[尾崎行雄]]、[[高田早苗]]、[[穗積陳重]]、[[佐々木東洋]]、合著 [[櫻井鎌造]]編 |
|別名= | |別名= | ||
|責任表示= | |責任表示= | ||
125行目: | 129行目: | ||
|書名=日本史學新説 | |書名=日本史學新説 | ||
|接尾辞= | |接尾辞= | ||
− | |共著者名= | + | |共著者名=佐藤定介・今泉定介([[今泉定助]])、[[飯田武鄕]]、[[内藤耻叟]]、[[黑川眞賴]]、[[落合直文]]、[[星野恆]]、[[佐藤誠實]]、[[久米邦武]]、重野安繹([[重野成齋]])、川田剛([[川田甕江]])、小中村義象([[池邊義象]])、神習舎・賴文([[井上賴文]])、[[菅政友]]、[[廣池千九郞]]、[[渡邊重春]]、三上參治([[三上參次]])、[[池田晃淵]]、[[小倉秀貫]]、[[松浦辰男]]、[[田中義成]]、合著 [[廣池千九郞]]監輯 |
|別名= | |別名= | ||
|責任表示= | |責任表示= | ||
138行目: | 142行目: | ||
|別名= | |別名= | ||
|責任表示= | |責任表示= | ||
− | |刊行年= | + | |刊行年=明治31年6月18日 |
− | |出版社= | + | |出版社=經濟雜誌社 |
+ | |}} | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称= | ||
+ | |書名=五十名家語錄 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名=勝安芳([[勝海舟]])、[[尾崎忠治]]、[[渡邊國武]]、[[加藤弘之]]、[[田中正造]]、[[小原重哉]]、[[伊東巳代治]]、[[井上哲次郞]]、[[大井憲太郞]]、[[榎本武揚]]、[[末松謙澄]]、[[外山正一]]、阿部井磐根([[安部井磐根]])、[[谷干城]]、[[岸田吟香]]、[[村田保]]、[[犬養毅]]、[[島地默雷]]、[[元田肇]]、[[田中芳男]]、[[近衞篤麿]]、山田喜之助([[山田奠南]])、[[黑田長成]]、重野安繹([[重野成齋]])、[[二條基弘]]、[[志賀重昂]]、[[榎本通明]]、[[品川彌二郞]]、[[千家尊福]]、[[水野遵]]、[[福羽美靜]]、[[杉浦重剛]]、[[富田鐵之助]]、[[小山健三]]、[[金井之恭]]、[[三浦安]]、[[江原素六]]、[[長谷川泰]]、巖谷修([[巖谷一六]])、[[長谷塲純孝]]、[[三宅秀]]、[[中野武營]]、[[兒玉淳一郞]]、[[神鞭知常]]、[[安藤則命]]、[[三崎龜之助]]、[[久保田讓]]、[[鈴木無隱]]、[[副島種臣]]、[[伊藤博文]]、[[大隈重信]]、合著 [[平田骨仙]]撰 | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=明治31年10月13日 | ||
+ | |出版社=平田勝馬刊 鐵華書院 | ||
+ | |}} | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称= | ||
+ | |書名=商業史歌 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名= | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=明治34年6月29日 | ||
+ | |出版社=經濟雜誌社 | ||
+ | |}} | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称= | ||
+ | |書名=古代の研究 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名= | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=明治35年10月15日 | ||
+ | |出版社=經濟雜誌社 | ||
|}} | |}} | ||
+ | == 文獻 == | ||
+ | |||
+ | ---- | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称= | ||
+ | |書名=父の書齋 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名=有島行光([[森雅之]])、[[石川欣一]]、巖谷三一([[巖谷槇一]])、[[飯塚浩二]]、[[入澤文明]]、[[内田巖]]、[[嘉治瑠璃子]]、[[圓地文子]]、[[岡倉一雄]]、[[小山内喬]]、[[大町文衞]]、[[厨川文夫]]、[[佐佐木信綱]]、[[澤柳禮次郞]]、[[志賀冨士男]]、[[久保田健次]]、[[白鳥淸]]、[[田口泖三郞]]、[[辰野隆]]、[[田中荊三]]、[[坪内士行]]、[[寺尾新]]、[[戸川エマ]]、[[内藤乾吉]]、[[夏目伸六]]、[[芳賀檀]]、[[馬場昂太郞]]、[[廣津和郞]]、[[市河晴子]]、阿部艶子([[三宅艶子]])、[[村井米子]]、[[小堀杏奴]]、[[森藤子]]、合著 [[三省堂]]編 | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=昭和18年4月15日 | ||
+ | |出版社=自刊 | ||
+ | |}} | ||
== PDF == | == PDF == | ||
[[file:18290.pdf|center|1000px]] | [[file:18290.pdf|center|1000px]] | ||
147行目: | 194行目: | ||
[[Category:人名辞典|たぐちうきち]] | [[Category:人名辞典|たぐちうきち]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:完了|たぐちうきち]] |
[[Category:史論家|たぐちうきち]] | [[Category:史論家|たぐちうきち]] | ||
[[Category:経済学者|たぐちうきち]] | [[Category:経済学者|たぐちうきち]] | ||
[[Category:法学博士|たぐちうきち]] | [[Category:法学博士|たぐちうきち]] |
2024年2月17日 (土) 21:55時点における最新版
(たぐちうきち)
基本情報
よみがな | たぐちうきち |
---|---|
職業 | 史論家、経済学者、法学博士 |
生年 | 1855 |
没年 | 1905 |
出生地 | 江戸 |
別名 | 鉉、子玉、鼎軒、鼎軒逸人、史海子、鼎、田口宇吉 |
経歴
安政2年4月29日江戸生れ。明治38年4月13日歿。諱鉉、字子玉。号鼎軒、鼎軒逸人、筆名史海子、鼎等。明治2年沼津兵学校に学ぶ。5年大蔵省翻訳局で英語、経済学を修める。7年紙幣寮出仕、11年辞官。翌年「東京經濟雜誌」を、24年「史海」を創刊主宰。また南島商會等の経営、27年に衆議院議員となるなど政財界でも活動。教育家木村鐙子の実弟。「鼎軒田口卯吉全集」全八巻がある。
全集
- 鼎軒田口卯吉全集 全八巻 ( 昭和2年~4年 鼎軒田口卯吉全集刊行會 ) → 「鼎軒田口卯吉全集」をさがす
作品
- 日本開化小史 全六冊 ( 巻之一 明治10年9月 自版 丸屋善七等五書肆売払 ) → 「日本開化小史」をさがす
- 日本開化小史 ( 再刊 再版 大正6年1月30日 經濟雜誌社 ) → 「日本開化小史」をさがす
- 日本開化小史 ( 再刊 昭和4年2月3日 改造社 <改造文庫> ) → 「日本開化小史」をさがす
- 日本開化小史 ( 嘉治隆一校註 再刊 昭和9年7月15日 岩波書店 <岩波文庫> ) → 「日本開化小史」をさがす
- 内外大家論説集 ( 島地黙雷、小野梓、沼間守一、英人弥尓氏、仏人義藏氏、英人斯邁尓斯氏、仏人多克武易尓氏、仏人孟徳斯鳩氏、合著 片岡綱紀編 田口宇吉名 明治13年3月5日出版届 山中市兵衞出版 ) → 「内外大家論説集」をさがす
- 日本開化之性質 一名社會改良論 ( 靑木恒三郞編 明治19年1月15日 大阪 靑木嵩山堂 經濟雜誌社発売 ) → 「日本開化之性質 一名社會改良論」をさがす
- 國民之友 第一集 ( 島田三郞、高橋道郞、植木枝盛、乘竹孝太郞、酒井雄三郞、矢野文雄、小崎弘道、高橋基一、浮田和民、植村正久、菅了法、高橋五郞、伴直之助、合著 明治20年11月 上田捨吉翻刻・出版 大阪・國友舘 ) → 「國民之友 第一集」をさがす
- 雄辯大家實地演説集 ( 末廣重恭(末廣鐵膓)、谷干城、肥塚龍、島田三郞、靑木匡、小崎弘道、福澤諭吉、中村正直、末松謙澄、加藤弘之、片山淸太郞、天野爲之、井上哲次郞、棚橋一郞、有賀長雄、添田壽一、大鳥圭介、マルク・ホプキンス、エドモンド・パルク、板垣退助、馬場辰猪、杉浦重剛、尾崎行雄、高田早苗、穗積陳重、佐々木東洋、合著 櫻井鎌造編 明治21年3月2日 石川傳吉刊 正文堂発売 ) → 「雄辯大家實地演説集」をさがす
- 日本外史ト讀史餘論 ( 明治25年10月17日 經濟雜誌社 ) → 「日本外史ト讀史餘論」をさがす
- 日本史學新説 ( 佐藤定介・今泉定介(今泉定助)、飯田武鄕、内藤耻叟、黑川眞賴、落合直文、星野恆、佐藤誠實、久米邦武、重野安繹(重野成齋)、川田剛(川田甕江)、小中村義象(池邊義象)、神習舎・賴文(井上賴文)、菅政友、廣池千九郞、渡邊重春、三上參治(三上參次)、池田晃淵、小倉秀貫、松浦辰男、田中義成、合著 廣池千九郞監輯 明治25年11月12日 史學普及雜誌社 ) → 「日本史學新説」をさがす
- 樂天錄 ( 明治31年6月18日 經濟雜誌社 ) → 「樂天錄」をさがす
- 五十名家語錄 ( 勝安芳(勝海舟)、尾崎忠治、渡邊國武、加藤弘之、田中正造、小原重哉、伊東巳代治、井上哲次郞、大井憲太郞、榎本武揚、末松謙澄、外山正一、阿部井磐根(安部井磐根)、谷干城、岸田吟香、村田保、犬養毅、島地默雷、元田肇、田中芳男、近衞篤麿、山田喜之助(山田奠南)、黑田長成、重野安繹(重野成齋)、二條基弘、志賀重昂、榎本通明、品川彌二郞、千家尊福、水野遵、福羽美靜、杉浦重剛、富田鐵之助、小山健三、金井之恭、三浦安、江原素六、長谷川泰、巖谷修(巖谷一六)、長谷塲純孝、三宅秀、中野武營、兒玉淳一郞、神鞭知常、安藤則命、三崎龜之助、久保田讓、鈴木無隱、副島種臣、伊藤博文、大隈重信、合著 平田骨仙撰 明治31年10月13日 平田勝馬刊 鐵華書院 ) → 「五十名家語錄」をさがす
- 商業史歌 ( 明治34年6月29日 經濟雜誌社 ) → 「商業史歌」をさがす
- 古代の研究 ( 明治35年10月15日 經濟雜誌社 ) → 「古代の研究」をさがす
文獻
- 父の書齋 ( 有島行光(森雅之)、石川欣一、巖谷三一(巖谷槇一)、飯塚浩二、入澤文明、内田巖、嘉治瑠璃子、圓地文子、岡倉一雄、小山内喬、大町文衞、厨川文夫、佐佐木信綱、澤柳禮次郞、志賀冨士男、久保田健次、白鳥淸、田口泖三郞、辰野隆、田中荊三、坪内士行、寺尾新、戸川エマ、内藤乾吉、夏目伸六、芳賀檀、馬場昂太郞、廣津和郞、市河晴子、阿部艶子(三宅艶子)、村井米子、小堀杏奴、森藤子、合著 三省堂編 昭和18年4月15日 自刊 ) → 「父の書齋」をさがす