「吉田靜代」の版間の差分
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+ | 明治24年7月15日東京日本橋蛎殻町生れ。旧姓松井。筆名つきくさ、つきくさ女、小牧葉、月草女、松井靜代、紅露園。 駿台英和女学校、実践女学校、東京女医學校等に学ぶ。17歳頃から雑誌「女子文壇」に投稿。抒情文「栗の香」が一等になるなど、服部貞子([[水野仙子]])、山田くにえ子([[今井邦子]])等と上位を競い、選者の[[小栗風葉]]からは鬼才の評を得た。大正2年[[河井醉茗]]に招かれ[[女子文壇社]]に入る。「女子文壇」は醉茗が退いて[[吉田常夏]]が編集に当った9月号から「處女」と改題して内容を一新したが、傍系の雑誌編集等に多忙な常夏に代って事実上の編集責任者となり、執筆、投稿選者、果ては口絵モデルにまでなって活躍。翌年常夏と結婚。その後も雑誌に関わり小説等に筆を執った。また文学芸者として売り出した夢子の代作者となった。 | ||
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2022年7月15日 (金) 21:47時点における最新版
(よしだしづよ)
基本情報
よみがな | よしだしずよ |
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職業 | 小説家、雑誌編集者 |
生年 | 1891 |
没年 | |
出生地 | 東京日本橋蛎殻町 |
別名 | つきくさ、つきくさ女、小牧葉、月草女、松井靜代、紅露園 |
経歴
明治24年7月15日東京日本橋蛎殻町生れ。旧姓松井。筆名つきくさ、つきくさ女、小牧葉、月草女、松井靜代、紅露園。 駿台英和女学校、実践女学校、東京女医學校等に学ぶ。17歳頃から雑誌「女子文壇」に投稿。抒情文「栗の香」が一等になるなど、服部貞子(水野仙子)、山田くにえ子(今井邦子)等と上位を競い、選者の小栗風葉からは鬼才の評を得た。大正2年河井醉茗に招かれ女子文壇社に入る。「女子文壇」は醉茗が退いて吉田常夏が編集に当った9月号から「處女」と改題して内容を一新したが、傍系の雑誌編集等に多忙な常夏に代って事実上の編集責任者となり、執筆、投稿選者、果ては口絵モデルにまでなって活躍。翌年常夏と結婚。その後も雑誌に関わり小説等に筆を執った。また文学芸者として売り出した夢子の代作者となった。
作品
- 料理小説集 ( 編 渡邊霞亭、近松秋江、泉鏡花、小栗風葉、鈴木三重吉、夏目漱石、長谷川時雨、森田草平、島崎藤村、田山花袋、上司小劍、福永挽歌、徳富蘆花、國木田獨歩、谷崎潤一郞、正宗白鳥、高村光太郞、尾崎紅葉、中村星湖、岩野泡鳴、伊藤銀月、與謝野晶子、高濱虚子、大町桂月、永井荷風、中條百合子(宮本百合子)、柳川春葉、長田幹彦、長塚節、眞山靑果、國木田治子、谷崎精二、水野葉舟、德田秋聲、合著 大正7年5月5日 三陽堂書店 ) → 「料理小説集」をさがす
- 回想録 ひとつの流れ ( 昭和52年9月20日 光風社書店 ) → 「ひとつの流れ」をさがす