山口李蹊
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基本情報
よみがな | やまぐちりけい |
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職業 | 俳人、詩人 |
生年 | 1857 |
没年 | 1902 |
出生地 | 常陸国新治郡 |
本名 | 山口常太郞 |
別名 | 不言齋、香湖、香湖散史 |
経歴
安政4年常陸国新治郡生まれ。明治35年1月2日歿。本名常太郞。別号不言齋、香湖、香湖散史。土浦藩儒五十嵐愛山門下。明治11年茨城県師範學校第一回卒業生、卒業証書も第一号。その後独力で法律を修め、土浦で弁護士開業。また地方自治制実地以前、地元の勇士に町村制を講義、更に私塾を開いて地方教育に当たった。一方新体詩の勃興期に際会し、新体詩学研究会を興して自ら『新體詩格 愛國美談』(明治19年刊)を著わした(直前に刊行せられた初の新体詩手引書、落花居士中川淸次郞著『新體詩學必携』と合巻して同年再刻)。のち土浦俳学院を設立し、雑誌『香墨新誌』を創刊して地元文化に貢献。国文学者山口剛はその長男(実際は妹さとの私生児で嬰児のうちに引き取って長男とした)、随筆家高田保は甥(妹まさの子)。
作品
- 新體詩格 愛國美談 ( 明治19年 ) → 「新體詩格 愛國美談」をさがす
- 新體詩學必携 新體詩格愛國美談 ( 合巻 落花居士(中川淸次郞)合著 香湖散史名 明治19年3月6日、5月20日 茨城 内田鶴吉刊 ) → 「新體詩學必携 新體詩格愛國美談」をさがす