「岡谷繁實」の版間の差分
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− | + | 天保6年3月12日出羽国山形城下生れ。大正8年12月9日歿。通称鈕吾。号四狂、四狂道人、天民、寒香園、寒香園主人、芳楳書屋等。変名斯波彈正、斯波純一郞。旧舘林藩士。安政4年水戸に赴き[[靑山延光]]に学ぶ。翌年江戸に出て昌平坂学問所に入り[[田口江村]]に師事。幕末国事に奔走。明治2年徴士、民部官、判事試補、若松県大参事も同年中免職、翌年禁錮。6年水沢県出仕。翌年内務省に転じ、記録課、図書助、内務少丞を経て、11年修史館御用掛、19年非職。のち鎌倉宮宮司、大宮氷川神社宮司を歴任し、傍ら史学研究に従事。35年、著書「皇朝編年史」全六巻が、[[東京帝國大學史料編纂所]]編、「大日本編年史」の偽作として総長[[山川健次郞]]から告訴せられるも、前後六年の係争を経て、41年[[濱尾新]]により取り下げられた。 | |
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2022年6月26日 (日) 21:00時点における最新版
(をかのやしげざね)
基本情報
よみがな | おかのやしげざね |
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職業 | 国史学者 |
生年 | 1835 |
没年 | 1919 |
出生地 | 出羽国山形城下 |
別名 | 鈕吾、四狂、四狂道人、天民、寒香園、寒香園主人、芳楳書屋、斯波彈正、斯波純一郞 |
経歴
天保6年3月12日出羽国山形城下生れ。大正8年12月9日歿。通称鈕吾。号四狂、四狂道人、天民、寒香園、寒香園主人、芳楳書屋等。変名斯波彈正、斯波純一郞。旧舘林藩士。安政4年水戸に赴き靑山延光に学ぶ。翌年江戸に出て昌平坂学問所に入り田口江村に師事。幕末国事に奔走。明治2年徴士、民部官、判事試補、若松県大参事も同年中免職、翌年禁錮。6年水沢県出仕。翌年内務省に転じ、記録課、図書助、内務少丞を経て、11年修史館御用掛、19年非職。のち鎌倉宮宮司、大宮氷川神社宮司を歴任し、傍ら史学研究に従事。35年、著書「皇朝編年史」全六巻が、東京帝國大學史料編纂所編、「大日本編年史」の偽作として総長山川健次郞から告訴せられるも、前後六年の係争を経て、41年濱尾新により取り下げられた。
作品
- 皇朝編年史 全6巻 ( 第1巻 明治33年11月15日 金澤文庫 敬業社 ) → 「皇朝編年史」をさがす
- 南朝の元勳 ( 明治43年5月28日 文成社 ) → 「南朝の元勳」をさがす
- 名將言行錄 全八巻 ( 昭和18年9月30日~19年8月30日 岩波書店 <岩波文庫> ) → 「名將言行錄」をさがす