「赤司繁太郞」の版間の差分
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== 経歴 == | == 経歴 == | ||
− | 明治5年9月17日福岡県生れ。昭和40年1月9日歿。明治20年上京、東京英語学校、東京専門学校、新教神学校を転々。23年受洗。翌年國木田哲夫([[國木田獨歩]])、[[田村三治]]と雑誌「文壇」を創刊。27年ユニヴァ―サリスト教会宇宙神教神学校卒。32年愛知県立第一中学校に英語教師として赴任。34年発刊の校内文芸誌「四の緒」」に評論、訳詩等を執筆。また同僚の石田春風(本名[[石田元季]] | + | 明治5年9月17日福岡県生れ。昭和40年1月9日歿。明治20年上京、東京英語学校、東京専門学校、新教神学校を転々。23年受洗。翌年國木田哲夫([[國木田獨歩]])、[[田村三治]]と雑誌「文壇」を創刊。27年ユニヴァ―サリスト教会宇宙神教神学校卒。32年愛知県立第一中学校に英語教師として赴任。34年発刊の校内文芸誌「四の緒」」に評論、訳詩等を執筆。また同僚の石田春風(本名[[石田元季]]・国文学者)と共に、赤司嚼花の名を以て「神話梗概天馬」等を訳編出版した。39年ユニヴァーサリスト教会中央堂牧師、翌年成美高等英語女学校校長就任。41年雑誌「新天地」創刊、翌年同志と東郷坂普及福音教会を創設(のち日本自由キリスト教会と改称)。その後、鉄道省教習所講師、陸軍省出仕、専修大学講師等を経て、昭和12年教会機関紙「生命の泉」主筆、23年日本自由宗教連盟理事となる。 |
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== 作品 == | == 作品 == | ||
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2020年11月13日 (金) 15:27時点における版
(あかししげたらう)
基本情報
よみがな | あかししげたろう |
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職業 | 牧師 |
生年 | 1872 |
没年 | 1965 |
出生地 | 福岡県 |
別名 | 資治、赤司嚼花、天籟子、孤堂、愛爾子、愛々子、愛碧洞生、挹翠樓主人、松窓隠士、欖葉、淡月、淡月居士、談天子、麗粹、麗粹子、愛碧堂主 |
経歴
明治5年9月17日福岡県生れ。昭和40年1月9日歿。明治20年上京、東京英語学校、東京専門学校、新教神学校を転々。23年受洗。翌年國木田哲夫(國木田獨歩)、田村三治と雑誌「文壇」を創刊。27年ユニヴァ―サリスト教会宇宙神教神学校卒。32年愛知県立第一中学校に英語教師として赴任。34年発刊の校内文芸誌「四の緒」」に評論、訳詩等を執筆。また同僚の石田春風(本名石田元季・国文学者)と共に、赤司嚼花の名を以て「神話梗概天馬」等を訳編出版した。39年ユニヴァーサリスト教会中央堂牧師、翌年成美高等英語女学校校長就任。41年雑誌「新天地」創刊、翌年同志と東郷坂普及福音教会を創設(のち日本自由キリスト教会と改称)。その後、鉄道省教習所講師、陸軍省出仕、専修大学講師等を経て、昭和12年教会機関紙「生命の泉」主筆、23年日本自由宗教連盟理事となる。
作品
- 神話梗概 天馬 ( 赤司嚼花 明治35年4月15日 岡崎屋書店 ) → 「神話梗概 天馬」をさがす
- 北欧神話 霹靂 ( 赤司嚼花 明治35年8月15日 金港堂書籍株式会社 ) → 「北欧神話 霹靂」をさがす
- イリアツド梗概 楯の響 ( 赤司嚼花 明治37年1月14日 岡崎屋書店 ) → 「イリアツド梗概 楯の響」をさがす
- 霊乎肉乎 ( 明治43年4月1日 警醒社書店 ) → 「霊乎肉乎」をさがす
- 心霊私語 ( 明治43年7月10日 廣文堂書店 ) → 「心霊私語」をさがす
- 耶蘇の聖訓 ( 明治43年12月8日 博文館 ) → 「耶蘇の聖訓」をさがす
- 英字新聞読破自在 ( 大正7年10月5日 建文館・富文堂 ) → 「英字新聞読破自在」をさがす
- 今日の太平洋問題 ( 訳 ニコライ・ニコライエヴィッチ・ゴローワ゛ン:著 大正12年7月20日 日本文明協會事務所 ) → 「今日の太平洋問題」をさがす
- 純正基督教 ( 昭和17年1月17日 實踐教育會 <東郷坂叢書> ) → 「純正基督教」をさがす
文献
- 自由基督教の運動 赤司繁太郎の生涯とその周辺 ( 赤司繁雄 平成7年8月7日 朝日書林 ) → 「自由基督教の運動 赤司繁太郎の生涯とその周辺」をさがす