菱田海鷗
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基本情報
よみがな | ひしだかいおう |
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職業 | 漢詩人 |
生年 | 1836 |
没年 | 1895 |
出生地 | 美濃国 |
本名 | 菱田重禧 |
別名 | 文蔵 |
経歴
天保7年6月美濃国生れ。明治28年3月9日歿。大垣藩儒菱田毅斎の第六子。長じて安積艮斎に学ぶ。藩老小原鐵心に知られ、藩校教官、ついで評定役兼侍講となる。戊辰年鳥羽伏見役の折、鐵心の命を受けて大阪に赴いた帰路官軍に捕らえられるも、刑に臨んで一詩「就縛将屠腹賦之自貽」を賦したため、赦されて死を免れた。のち総裁局史官に抜擢せられ、爾来福島県権知事、青森県権令、広島控訴裁判所判事、文部省権少書記官等を歴任。明治18年下野して復任せず、東京に住して鴻雪爪、秋月種樹、依田學海、巖谷一六、岡鹿門等と往来、詩名を上げた。
作品
- 漢詩集 海鷗詩刺 ( 明治25年3月22日 自刊 ) → 「海鷗詩刺」をさがす
- 海鷗遺稿 ( 大野百錬編 昭和3年4月20日 安藤又三郎刊 ) → 「海鷗遺稿」をさがす