田口杏村
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基本情報
よみがな | たぐちきょうそん |
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職業 | 僧侶 |
生年 | 1879 |
没年 | 1965 |
出生地 | 茨城県新治郡田村 |
本名 | 田口聖炯 |
別名 | 田口勝、杏花村舎主人[1] |
経歴
明治12年5月17日茨城県新治郡田村生れ。昭和40年3月23日歿。本名聖炯。別号田口勝、杏花村舎主人。明治23年雨引村楽法寺にて剃髪、翌年十八道修行。その後秘かに寺を出て小説家を志し、廣津柳浪に入門。また東京及び地方の新聞雑誌に関与するなど文筆生活二十余年ののち、大正5年埼玉県秩父の西福寺住職、7年には東京江戸川の勝曼寺住職と僧院生活に入り、昭和36年権大僧正となった。この間、還暦記念の自叙伝「松風艸紙」刊行。歿後、明治末年雑誌「妙智力」掲載の旧稿「日本文学に現れたる観世音」出版。
作品
- 牛と驢馬 東海道旅行 (鈍太郎の道中記 杢衞門道中記) ( 田井羊公合著 杏花村舎主人名 明治41年8月16日 民友社 ) → 「牛と驢馬 東海道旅行」をさがす
- 自敍傳 松風艸紙 ( 昭和13年 自刊 ) → 「松風艸紙」をさがす
- 日本文学に現れたる観世音 ( 昭和41年10月10日 鹿野苑 ) → 「日本文学に現れたる観世音」をさがす
出典
- ↑ 「牛と驢馬 東海道旅行」本文及び奥付