武者一雄
→ 日本の古本屋で本をさがす(むしやかずを)
基本情報
よみがな | むしゃかずお |
---|---|
職業 | 小説家 |
生年 | 1916 |
没年 | 2008 |
出生地 | 群馬県安中 |
本名 | 中村一雄 |
経歴
大正5年1月2日群馬県安中生れ。平成20年12月17日歿。高崎高等学校、駒澤大学を経て福井の永平寺で修行中召集を受け、北支、南方を転戦、ビルマで終戦となる。収容所では古筆了以知(戦後東京フィルハーモニー交響楽団常任理事となったヴィオラ奏者)が中心となって編成したコーラス隊に加わり、ただ一人の僧侶隊員であったことから、竹山道雄作「ビルマの竪琴」(昭和23年3月15日中央公論社「ともだち文庫」)の主人公水嶋上等兵のモデルと目された。復員後群馬雲昌寺住職の傍ら小説を書き、同人雑誌「新現實派」、「鶴」等に発表。また自らビルマでの終戦実録「生きているビルマの竪琴」を著わした。
作品
- 生きているビルマの竪琴 ( 昭和31年10月20日 妙義出版株式会社 ) → 「生きているビルマの竪琴」をさがす