市河三陽
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基本情報
よみがな | いちかわさんよう |
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職業 | 書家 |
生年 | 1879 |
没年 | 1927 |
出生地 | 東京 |
別名 | 泰庵 |
経歴
明治12年東京生れ。昭和2年1月10日歿。号泰庵。書家市河万菴の嗣子、弟に英語学者市河三喜、林学博士市河三祿。書を以て家を継いだ。著書に、祖父米庵と賴山陽の交友を敍した『東西兩奇士』があり、森鷗外が題言を、長井金風が題詩を寄せている。また漢文による関東大震災罹災記『燼錄』は、永井荷風がその日乗にも詳録。他に『無門關の鍵』を著わし、曾祖父市河寛齋著『寛齋先生餘稿―附摘草』を編纂刊行した。
作品
- 東西兩奇士 ( 大正5年12月27日 樂墨會 <「墨海」別冊> ) → 「東西兩奇士」をさがす
- 燼錄 ( 大正14年11月8日 遊德園 ) → 「燼錄」をさがす
- 無門關の鍵 ( 昭和2年3月5日 私家版 ) → 「無門關の鍵」をさがす
- 寛齋先生餘稿 附摘草 内題「寛齋先生餘稿 寛齋摘草」 ( 編纂 大正15年6月25日 遊德園 ) → 「寛齋先生餘稿 附摘草」をさがす