(しばほくさう)
弘化元年越前国生れ。明治44年11月11日歿。諱積、通称有造。芳野金陵の門に入り、また貫名海屋に書を学んだ。明治初年笠松県に出仕、のち大蔵省書記官、行政裁判所評定官となる。退職後は書画を嗜み、詩を能くした。芳賀矢一の伯父、斯波貞吉はその長男。『北莊遺稿』は漢詩集。
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