五十嵐信
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基本情報
よみがな | いがらしあきら |
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職業 | 社会学者 |
生年 | 1900 |
没年 | 1928 |
出生地 | 福島市新町 |
経歴
明治33年4月14日福島市新町生れ。昭和3年8月30日歿。父正は牧師。京都帝国大学文学部哲学科卒。同期生に西谷啓治、戸坂潤等がいた。大谷大学教授、また母校公子となり、ジンメル著「社會的分化論」を訳刊するも、ドイツ留学目前に病歿。「五十嵐信遺稿集」には「フィーアカントの社会學概念に於ける二三の問題」、「フォン・ウィーゼの社會學概念」等の主要論文を収む。<私が東京を去って、まだ一度も訪れたことのない京都へ行きたいという気持ちになったのは、結局、この五十嵐信という若い研究社、彼を育てた京大の条件、それが私の心を強く惹きつけていたからである。……彼は、光を放ちながら私の前を一気に駆け抜けて行った>(淸水幾太郞)。
作品
- 社會的分化論 ( 訳 ジンメル著 昭和2年3月15日 岩波書店 ) → 「社會的分化論」をさがす
- 五十嵐信遺稿集 ( 昭和5年4月1日 京都帝國大學社會學讀書會 ) → 「五十嵐信遺稿集」をさがす