笠間杲雄
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基本情報
よみがな | かさまあきお |
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職業 | 外交官、法学博士、随筆家 |
生年 | 1885 |
没年 | |
出生地 | 東京 |
経歴
明治18年11月1日東京生れ。国学者野中武雄の三男。母方を継ぐ。第一高等学校を経て、明治42年東京帝国大学法科大学卒。後年仏文「國際河川航行論」により法学博士。鉄道省入省、次いで外務省に転ず。大正9年パリ講和会議以来フランスに滞在して平和条約実地委員として活躍、またポール・クローデルと親交を結び、日仏文化交流に尽力した。その後イタリア、トルコ、ルーマニア、イランに駐在。昭和7年ポルトガル初代公使、10年エジプト全権公使。文章を能くし、外交官随筆家中の白眉。英仏文著書もある。
訳著
- 禁行 ドストイヱフスキイ書簡集 ( 訳 昭和5年5月15日 改造社 ) → 「禁行 ドストイヱフスキイ書簡集」をさがす
作品
- 波斯より土耳古まで ( 縫田榮四郞、志賀重昂、山岡光太郞、合著 大正15年8月15日 文明協會 ) → 「波斯より土耳古まで」をさがす
- 沙漠の國 ( 昭和10年6月20日 岩波書店 ) → 「沙漠の國」をさがす
- 東西雜記帳 ( 昭和12年8月5日 中央公論社 ) → 「東西雜記帳」をさがす
- 回敎徒 ( 昭和14年4月25日 岩波書店 <岩波新書> ) → 「回敎徒」をさがす
- 民族外交の顔 ( 出淵勝次、淸澤洌、松井慶四郞、石井菊次郞、市河彦太郞、藤田榮介、今泉孝太郞、長谷川如是閑、阿部賢一、小汀利得、芦田均、稻原勝治、竹内夏積、鶴見祐輔、酒勾秀一、馬場恒吾、湯川盛夫、村松梢風、高木健夫、村田孜郞、小幡薫良、三好武二、須磨彌吉郞、水谷長三郞、波多野乾一、澤田謙、尾崎行雄、日森虎雄、日笠芳太郞、芳澤謙吉、國枝史郞、合著 竹内夏積編 昭和15年7月15日 岡倉書房 ) → 「民族外交の顔」をさがす
- 靑刷飛脚 ( 昭和16年10月10日 六興商會出版部 ) → 「靑刷飛脚」をさがす
- 南方の音樂・舞踊 ( 田邊尚雄、黑澤隆朝、桝源次郞、合著 太平洋協會編 昭和17年10月15日 六興商會出版部 <太平洋圖書館> ) → 「南方の音樂・舞踊」をさがす
- 崩れ行く英帝國二十年史 ( 今井登志喜、伊東敬、宮崎申郞、加藤俊一、大島堅造、松隈國健、佐藤市郞、杉森孝次郞、松本忠雄、田村幸策、合著 毎日新聞社編 昭和18年2月15日 毎日新聞社 ) → 「崩れ行く英帝國二十年史」をさがす
- 大東亞の回敎徒 ( 昭和18年3月30日 六興商會出版部 <太平洋圖書館> ) → 「大東亞の回敎徒」をさがす