大洲鐵然
→ 日本の古本屋で本をさがす(おほずてつねん)
基本情報
よみがな | おおずてつねん |
---|---|
職業 | 僧侶 |
生年 | 1834 |
没年 | 1902 |
出生地 | 周防国大島郡久賀村 |
別名 | 後樂、要、順航。九香、石堂 |
経歴
天保5年11月5日周防国大島郡久賀村生まれ。明治35年4月25日歿。字後樂、通称要、順航。号九香、石堂。弘化2年得度。僧月性に学ぶ。幕末期、眞武隊、第二奇兵隊、護国団を順次編成して幕軍と戦う。維新後、教部省に出仕。本願寺参政となり、島地默雷等と大教院真宗分離運動を指導した。西南役では鹿児島巡錫中、間諜の嫌疑を受けて西郷軍に捕われるも、勅使により釈放。のち本山の執行長。日清戦争の折には朝鮮布教に当たる。『九香遺稿』がある。
作品
- 新編佛敎演説集 ( 島地黙雷、赤松連城、菅了法、藤島了穩、一二三盡演、松山松太郞、和田秀麿、大内靑巒、香川嘿識、加藤正廓、渥美契緣、鈴木法琛、米国・オルコツト、英国・アーノルド、 合著 佐々木慧雲編 明治23年2月26日 京都 興教書院 ) → 「新編佛敎演説集」をさがす
- 九香遺稿 ( 大正3年1月30日 山口 大洲鐵也編刊 ) → 「九香遺稿」をさがす