石田外茂一
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(いしだともいち)
基本情報
よみがな | いしだともいち |
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職業 | 評論家、英文学者、俳人 |
生年 | 1901 |
没年 | 1977 |
出生地 | 石川県金沢市小立野 |
別名 | 三則行堂主、學道人、王行人 |
経歴
明治34年5月16日石川県金沢市小立野生まれ。昭和52年8月30日歿。号三則行堂主、學道人、王行人。第四高等学校文科を経て、大正15年東京帝国五大学文学部英文学科卒。事後東京開成中学校教員を終戦近くまで務めた。この間日本宗教史の研究に入る。昭和15年喀血し、その病中体験記『行の生活』、続編『靜の行』を著わし、増健法小冊子『増健禮法正擧結三則行』(私家版)を作った。一方自己流の書画を能くし、幸福祈願に大黒点の楽焼を作って頒布するなどした。他に 『宮本武藏五輪書詳解』を書き、プレスコツト著『ペルー征服』、H・G・ウェルズ、J・ハックスリー、C・P・ウェルズ共著『生命の科學(生物進化の證跡篇)』等を訳刊。その後小学校の代用教員を出願して家族とともに富山県五箇山へ移住した。24年からは県立富山高校の英語教師を務め、翁久允主宰『高志人』同人となり、『五箇山民族覺書』を高志人社から出版、また考古学的見地から日本古代史を著わした。43年東京に戻り、晩年は独特な土面造りに勤しんだ。季刊雑誌『銀花』第27号に<特集・石田外茂一孤塊孤言>がある。
作品
- 行の生活 ( 昭和16年10月18日 大阪屋號書店 ) → 「行の生活」をさがす