風早八十二
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基本情報
よみがな | かざはややそじ |
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職業 | 弁護士 |
生年 | 1899 |
没年 | 1989 |
出生地 | 岡山県都窪郡山手村 |
経歴
明治32年8月10日(戸籍上は24日)岡山県都窪郡山手村生れ。平成元年6月19日歿。第三高等学校を経て、大正11年東京帝国大学法学部卒。在学中新人会入会、13年欧州留学、昭和2年九州帝国大学教授も、5年の論文「治安維持法」が発禁処分を受けて退職し、産業労働調査所、プロレタリア科學研究所で活動。8年検挙、11年出獄、15年日本共産党再建嫌疑により再逮捕。21年民主主義科学者協会に参画し初代理事長となる。24年衆議院議員、のち弁護士となり松川事件等を担当。
訳書
- タルドの社會學原理 ( 訳 大正12年8月5日 岩波書店 ) → 「タルドの社會學原理」をさがす
- 犯罪と刑罰 ( 訳 ベッカリーア著 昭和13年11月1日 ) → 「犯罪と刑罰」をさがす
- 犯罪と刑罰 ( 風早二葉共訳 ベッカリーア著 昭和34年9月25日 岩波書店 <岩波文庫> ) → 「犯罪と刑罰」をさがす
作品
- 長期建設期に於ける我國勞働政策 (昭和研究會勞働問題研究會中間報告) ( 稻葉秀三、大河内一男、大澤三郞、桐原葆見、鈴木僊吉、八重樫運吉、田村勘次、鶴島瑞夫、平井羊三、穗積七郞、美濃口時次郞、共著 昭和研究會 昭和14年10月10日 東洋經濟出版部 ) → 「長期建設期に於ける我國勞働政策」をさがす
- 野呂榮太郞と民主革命 ( 羽仁五郞・野坂參三合著 昭和21年9月15日 岩波書店 ) → 「野呂榮太郞と民主革命」をさがす
- 大學と學問 ( 今井登志喜、戸田貞三、向坂逸郞、山口吉郞、武谷三男、丸山眞男、瀧川幸辰、大室貞一郞、壽岳文章、高松棟一郞、福井研介、鄭振鐸、合著 帝國大學新聞社編集部編 昭和21年12月20日 帝國大學新聞社出版部 ) → 「大學と學問」をさがす
- 平和的形態における革命と反革命 ( 昭和23年1月30日 ソヴェト文化社 ) → 「平和的形態における革命と反革命」をさがす
- 闘うヒューマニスト 近代日本の革命的人間像 ( 石川三四郞、植村諦、野坂參三、安田德太郞、伊藤好道、向坂逸郞、宮川實、鈴木文助、鈴木東民、山崎謙、古在由重、合著 學生書房編集部編 昭和23年4月25日 再刊 24年10月31日 學生書房 ) → 「闘うヒューマニスト 近代日本の革命的人間像」をさがす
- 政治犯罪の諸問題 ( 昭和23年11月30日 研進社 ) → 「政治犯罪の諸問題」をさがす
- 現代文明の批判 ( 丸山眞男、渡邊慧、川島芳郞、辻淸明、平野義太郞、間崎万里、大河内一男、都留重人、西澤富夫、井口一郞、合著 思想の科學研究會編 昭和24年6月15日 アカデメイア・プレス <思想の科學研究會叢書> ) → 「現代文明の批判」をさがす
- 光を掲げた人々 民主主義者の思想と生涯 ( 石川三四郞、植村諦、野坂參三、安田德太郞、伊藤好道、向坂逸郞、宮川實、鈴木文助、鈴木東民、山崎謙、古在由重、合著 昭和31年3月3日 新興出版社 ) → 「光を掲げた人々 民主主義者の思想と生涯」をさがす
- 治安維持法五十年 ( 昭和51年11月3日 合同出版 ) → 「治安維持法五十年」をさがす