植松正

（うゑまつたゞし）

---

基本情報

よみがな	うえまつただし
職業	犯罪心理学者、刑法学者、随筆家、文学博士
生年	1906
没年	1999
出生地	千葉県東金

---

経歴

明治39年1月21日千葉県東金生れ。平成11祢2月3日歿。小学校を了（お） 了へ、大蔵省で給仕をしながら夜学に通う。この間同人雑誌を編集、小説、短歌にも手を染め、大正12年にはオルツイ作「トニイ卿の妻」を、「紅ハコベ團」「恐怖の巷」という2冊物にして翻訳出版した。のち会社勤務に転じ、傍ら夜間の日本大学予科に通い、哲学、美学を学ぶ。更に松本亦太郞に就き心理学を専攻。卒業後昭和4年高等学校卒業検定試験を受けと右翼帝国大学に入学、中途法律学専攻に転じて10年卒業。司法官試補となり、検事、判事を経て台北帝国大学教授に任じた。戦後再び検事、判事を務め、25年一橋大学教授、44年退官後弁護士開業。随筆を能くし、予て油絵を熟（こな） す。

---

作品

---

• 犯罪の心理  (  昭和22年8月31日  民生書院 ) → 「犯罪の心理」をさがす

• 民族と犯罪  (  昭和22年12月15日  有斐閣  <新日本刑事學叢書> ) → 「民族と犯罪」をさがす

• 去日来日  (  昭和53年12月25日  勁草書房 ) → 「去日来日」をさがす

PDF

→ PDFファイルを別ウィンドウで開く