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天保3年3月紀伊国生れ。明治38年6月2日歿。幼名茂一郞、通称又太郞。号芝山。安政元年江戸で蘭学を学び、帰藩後文武館蘭学教授、のち郷里で私塾を開いた。その後御小姓に抜擢せられ、維新後は和歌山藩大参事となり、藩制改革に当った。また兵制の改革に努め、砲騎歩工の四寮を設け、軍務局を以て統率せしめるなど、徴兵制じっちの始祖として名を残す。廃藩後大蔵少輔、陸軍大輔、元老院議官、貴族院議員等歴任。晩年大農論を唱えて千葉の原野開墾に従事。[[陸奥宗光]]はその高足。「壺碑 津田出小傳」は遺稿を含む。
 
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2022年7月5日 (火) 20:52時点における最新版

(つだいづる)


基本情報

よみがな つだいずる
職業 蘭学者、官僚
生年 1832
没年 1905
出生地 紀伊国
別名 茂一郞、又太郞、芝山



経歴

天保3年3月紀伊国生れ。明治38年6月2日歿。幼名茂一郞、通称又太郞。号芝山。安政元年江戸で蘭学を学び、帰藩後文武館蘭学教授、のち郷里で私塾を開いた。その後御小姓に抜擢せられ、維新後は和歌山藩大参事となり、藩制改革に当った。また兵制の改革に努め、砲騎歩工の四寮を設け、軍務局を以て統率せしめるなど、徴兵制じっちの始祖として名を残す。廃藩後大蔵少輔、陸軍大輔、元老院議官、貴族院議員等歴任。晩年大農論を唱えて千葉の原野開墾に従事。陸奥宗光はその高足。「壺碑 津田出小傳」は遺稿を含む。


作品



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