「平岩米吉」の版間の差分
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明治30年12月4日東京亀戸生れ。昭和61年6月27日歿。連珠号平岩麗山。府立第三中学校卒。初め短歌を作り、晩年に歌集「犬の歌」を出した。大正5年五目並べを改良して連珠競技を確立した高山互樂([[黑岩涙香]])から初段免状を受け、以後毎年段位を累進、昭和初年には実戦で敵なしの実力となった。著作も「銀月必勝法」等必勝法数点の他、「聯珠隨筆」「近世將棋巨匠の手合」がある。 | 明治30年12月4日東京亀戸生れ。昭和61年6月27日歿。連珠号平岩麗山。府立第三中学校卒。初め短歌を作り、晩年に歌集「犬の歌」を出した。大正5年五目並べを改良して連珠競技を確立した高山互樂([[黑岩涙香]])から初段免状を受け、以後毎年段位を累進、昭和初年には実戦で敵なしの実力となった。著作も「銀月必勝法」等必勝法数点の他、「聯珠隨筆」「近世將棋巨匠の手合」がある。 | ||
− | + | 昭和3年日本犬保存の会の設立に参画。5年長女由伎子の自由詩集「人形の耳」出版、前年から始めた連珠の雑誌編集は15年まで続けた。6年雑誌「變態隨筆」「母性」(のち「子供の詩・研究」と改題)創刊、8年「科學と藝術」を創刊も、翌年6月「動物文學」と改題、10年には「子供の詩・研究」も合併して伊語主力となり、60年11月第51巻第3号まで続いた。この間、動物文學會を設立主宰。また「犬の生態」「動物と共に」「犬の行動と心理」等の他、「狼―その生態と歴史」を著わした。平岩由伎子編著「狼と生きて―父・平岩米吉の思い出」がある。 | |
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2021年11月12日 (金) 18:25時点における版
(ひらいはよねきち)
基本情報
よみがな | ひらいわよねきち |
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職業 | 犬科動物研究家、連珠棋士 |
生年 | 1897 |
没年 | 1986 |
出生地 | 東京亀戸 |
経歴
明治30年12月4日東京亀戸生れ。昭和61年6月27日歿。連珠号平岩麗山。府立第三中学校卒。初め短歌を作り、晩年に歌集「犬の歌」を出した。大正5年五目並べを改良して連珠競技を確立した高山互樂(黑岩涙香)から初段免状を受け、以後毎年段位を累進、昭和初年には実戦で敵なしの実力となった。著作も「銀月必勝法」等必勝法数点の他、「聯珠隨筆」「近世將棋巨匠の手合」がある。 昭和3年日本犬保存の会の設立に参画。5年長女由伎子の自由詩集「人形の耳」出版、前年から始めた連珠の雑誌編集は15年まで続けた。6年雑誌「變態隨筆」「母性」(のち「子供の詩・研究」と改題)創刊、8年「科學と藝術」を創刊も、翌年6月「動物文學」と改題、10年には「子供の詩・研究」も合併して伊語主力となり、60年11月第51巻第3号まで続いた。この間、動物文學會を設立主宰。また「犬の生態」「動物と共に」「犬の行動と心理」等の他、「狼―その生態と歴史」を著わした。平岩由伎子編著「狼と生きて―父・平岩米吉の思い出」がある。
作品
- 聯珠銀月必勝法 ( 大正14年 大野萬歳館 ) → 「聯珠銀月必勝法」をさがす
- 聯珠隨筆 ( 昭和5年 聯珠白日會 ) → 「聯珠隨筆」をさがす
- 近世將棋巨匠の手合 ( 昭和7年 白日莊 ) → 「近世將棋巨匠の手合」をさがす
- 犬の生態 ( 昭和31年 童話春秋社 <観察と実験文庫> ) → 「犬の生態」をさがす
- 動物と共に ( 編 合著 昭和31年 筑摩書房 ) → 「動物と共に」をさがす
- 犬の行動と心理 ( 昭和51年 池田書店 ) → 「犬の行動と心理」をさがす
- 狼 その生態と歴史 ( 昭和56年7月25日 動物文学会 ) → 「狼 その生態と歴史」をさがす
- 歌集 犬の歌 ( 昭和57年 動物文学会 ) → 「犬の歌」をさがす
文獻
- 狼と生きて 父・平岩米吉の思い出 ( 平岩由伎子編著 平成10年3月26日 築地書館株式会社 ) → 「狼と生きて 父・平岩米吉の思い出」をさがす