「會田英蘭」の版間の差分
→ 日本の古本屋で本をさがす近代文献人名辞典のシステム管理者 (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|||
5行目: | 5行目: | ||
{{人物情報 | {{人物情報 | ||
|よみがな=あいだえいらん | |よみがな=あいだえいらん | ||
− | |職業= | + | |職業=漢詩人、南画家 |
− | |生年= | + | |生年=1880 |
− | |没年= | + | |没年=1957 |
− | |出生地= | + | |出生地=東京浅草 |
− | |本名= | + | |本名=會田久子 |
− | |別名= | + | |別名=小果、永蘭、翠霞 |
|}} | |}} | ||
---- | ---- | ||
== 経歴 == | == 経歴 == | ||
− | + | 明治13年9月3日東京浅草生れ。昭和32年9月22日歿。旧姓三浦。初め文晁派の[[佐竹永湖]]に学ぶも、のち南画に転じて[[兒玉果亭]]の門に入る。また[[金井之恭]]に書を学んだ。明治42年法学者[[會田範治]]と結婚。三浦姓の時代から画人として名があったが、漢詩では随鷗吟社に入り、[[岩溪裳川]]、[[土居香國]]、[[結城蓄堂]]等に師事、次いで[[國分靑厓]]に就き、詩會淡社、藍社を興した。戦後も[[土屋竹雨]]を盟主として藍社を再興するなど、[[江木欣欣]]亡き後の昭和漢詩壇中、當に紅一点の趣きがあった。 | |
---- | ---- | ||
== 作品 == | == 作品 == | ||
---- | ---- | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称=漢詩集 | ||
+ | |書名=英蘭初稿 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名= | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=昭和9年 | ||
+ | |出版社= | ||
+ | |}} | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称=遺歌集 | ||
+ | |書名=英蘭餘影 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名= | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=昭和33年3月22日 | ||
+ | |出版社=[[會田範治]]編刊 | ||
+ | |}} | ||
{{作品| | {{作品| | ||
|冠称= | |冠称= | ||
− | |書名= | + | |書名=英蘭遺稿 附録共全四冊 |
|接尾辞= | |接尾辞= | ||
|共著者名= | |共著者名= | ||
|別名= | |別名= | ||
|責任表示= | |責任表示= | ||
− | |刊行年= | + | |刊行年=昭和33年7月1日 |
− | |出版社= | + | |出版社=[[會田範治]]編刊 |
+ | |}} | ||
+ | == 文献 == | ||
+ | |||
+ | ---- | ||
+ | {{作品| | ||
+ | |冠称= | ||
+ | |書名=英蘭詩史 | ||
+ | |接尾辞= | ||
+ | |共著者名=[[會田範治]] | ||
+ | |別名= | ||
+ | |責任表示= | ||
+ | |刊行年=昭和43年11月30日 | ||
+ | |出版社=三喜堂印刷所 | ||
|}} | |}} | ||
+ | |||
== PDF == | == PDF == | ||
[[file:19048.pdf|center|1000px]] | [[file:19048.pdf|center|1000px]] | ||
34行目: | 68行目: | ||
[[Category:人名辞典|あいだえいらん]] | [[Category:人名辞典|あいだえいらん]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:完了|あいだえいらん]] |
+ | [[Category:漢詩人|あいだえいらん]] | ||
+ | [[Category:南画家|あいだえいらん]] |
2020年11月7日 (土) 21:00時点における最新版
(あいだえいらん)
基本情報
よみがな | あいだえいらん |
---|---|
職業 | 漢詩人、南画家 |
生年 | 1880 |
没年 | 1957 |
出生地 | 東京浅草 |
本名 | 會田久子 |
別名 | 小果、永蘭、翠霞 |
経歴
明治13年9月3日東京浅草生れ。昭和32年9月22日歿。旧姓三浦。初め文晁派の佐竹永湖に学ぶも、のち南画に転じて兒玉果亭の門に入る。また金井之恭に書を学んだ。明治42年法学者會田範治と結婚。三浦姓の時代から画人として名があったが、漢詩では随鷗吟社に入り、岩溪裳川、土居香國、結城蓄堂等に師事、次いで國分靑厓に就き、詩會淡社、藍社を興した。戦後も土屋竹雨を盟主として藍社を再興するなど、江木欣欣亡き後の昭和漢詩壇中、當に紅一点の趣きがあった。
作品
- 漢詩集 英蘭初稿 ( 昭和9年 ) → 「英蘭初稿」をさがす
- 遺歌集 英蘭餘影 ( 昭和33年3月22日 會田範治編刊 ) → 「英蘭餘影」をさがす
- 英蘭遺稿 附録共全四冊 ( 昭和33年7月1日 會田範治編刊 ) → 「英蘭遺稿 附録共全四冊」をさがす
文献
- 英蘭詩史 ( 會田範治 昭和43年11月30日 三喜堂印刷所 ) → 「英蘭詩史」をさがす