「山田花作」の版間の差分
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2023年12月29日 (金) 15:42時点における版
(やまだはなさく)
基本情報
よみがな | やまだはなさく |
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職業 | 歌人、新聞記者 |
生年 | 1876 |
没年 | 1933 |
出生地 | 新潟県佐渡相川町 |
本名 | 山田穀城 |
別名 | 山花、砂土老客、茶狂、雌黄生、小金花作 |
経歴
明治9年8月8日新潟県佐渡相川町生れ。昭和8年7月30日歿。本名穀城。筆名山花、砂土老客、茶狂、雌黄生等。明治29年『新潟新聞』入社。また鐵幹與謝野寛著『東西南北』(明治29年7月10日明治書院)一読共鳴、新派を唱えて論説と共に歌作を紙上に揚げ始めた。佐佐木信綱来港の折、竹柏會入会の勧誘を受けるも応ぜず、のち次第に信綱一派の歌風に反撥、郷土の旧派原宏平、日野資德をも論難するなど、徹底新派を貫いた。32年みゆき會を組織して新体詩を作る。34年主筆兼編集局長となり、翌年雑誌『若菜舟』を創刊。次いで、歌集『野調』を小金花作の名で刊行。大正9年市島春城の要請で上京、郷土の先覚前島密の遺稿集『鴻爪痕』(市野彌三郞編、大正9年4月27日前島彌刊)の編纂を助勢。15年には前年より紙上に連載していた『縣會波瀾史』を出版。
歿後、與謝野晶子序、北原白秋口絵(著者像)を添えた『山田花作歌集』が出版せられ、春城、相馬御風等の追想分を年譜と共に附載。
作品
- 歌集 野調 ( 小金花作名 明治36年3月1日 新潟 詩友會 ) → 「野調」をさがす
- 山田花作歌集 ( 昭和14年7月30日 新潟 山田又一編刊 新潟新聞社 ) → 「山田花作歌集」をさがす