「遠藤吉三郞」の版間の差分
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2021年7月16日 (金) 23:30時点における最新版
(ゑんどうきちさぶらう)
基本情報
よみがな | えんどうきちさぶろう |
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職業 | 海藻学者、理学博士 |
生年 | 1874 |
没年 | 1921 |
別名 | シサベノメカリ、卍生 |
経歴
明治7年生れ。大正10年3月14日歿。岡村金太郞の教えを受け、自ら潜水してその生態を実地調査、また凶作と海の低温の関係を力説したことでも知られ。「海産植物学」等関係著書論文多数を残した岡村に次ぐ海藻学の権威。一方我が国の西洋崇拝思潮に反発し、<歐米人の思想の缺點を遠慮なく罵倒し日本の國體と歴史とに鑑みて日本固有の思想を飽くまで保存すべきを主張>した「生物學的人道觀」を始めとする論書「嗚呼西洋」、「歐洲文明の没落」「西洋中毒」「日本民族の爲めに」を著わした。
作品
- 生物學的人道觀 ( 明治44年 博文館 ) → 「生物學的人道觀」をさがす
- 嗚呼西洋 ( 大正2年11月19日 博文館 ) → 「嗚呼西洋」をさがす
- 歐洲文明の没落 ( 大正3年10月22日 冨山房 <時事叢書> ) → 「歐洲文明の没落」をさがす
- 西洋中毒 ( 大日本社編 大正5年9月28日 二酉社 ) → 「西洋中毒」をさがす
- 美點弱點長所短所 日本研究 ( 大隈重信、三宅雪嶺、德川達孝、佐藤鐵太郞、河上肇、幣原坦、芳賀矢一、佐藤正、前田不二三、穗積八束、建部遯吾、志田鉀太郞、牧野伸顯、杉浦重剛、嘉納治五郞、後藤新平、藤岡作太郞、穗積陳重、元田作之進、野上俊夫、古谷久綱、小林照朗、笹川臨風、德富蘇峰、仲小路廉、幸田露伴、松岡均平、神戸正雄、阪田貞一、津村秀松、合著 大町桂月編 大正7年5月20日 日本書院 ) → 「美點弱點長所短所 日本研究」をさがす
- 日本民族の爲めに ( 大正10年6月19日 天佑社 ) → 「日本民族の爲めに」をさがす