「小田切海洲」の版間の差分
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| − | + | 弘化3年12月1日甲斐国生れ。明治26年4月9日歿。諱謙明、字伯卿、幼名小太郞、通称八右衞門。恊勵義塾を設けて敎育に従い、自ら儒者[[渡井夢南]]に就き学ぶ。さらに同志を謀って進德社を興し、子弟の薫育に務めた。明治13年夢南等と「觀風新聞」を創刊、[[西園寺公望]]の「東洋自由新聞」と呼応して自由民権説を鼓吹。また国会開設請願運動にも主導的役割を果たした。自由党結成後はその常議員に挙げられ、16年には峡中立憲党を組織。翌年静岡に精水会社を創設するなど産業界にも足跡を残した。 | |
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2021年8月16日 (月) 20:53時点における最新版
（をだぎりかいしう）
基本情報
| よみがな | おだぎりかいしゅう |
|---|---|
| 職業 | 民権運動家 |
| 生年 | 1846 |
| 没年 | 1893 |
| 出生地 | 甲斐国 |
| 別名 | 謙明、伯卿、小太郞、八右衞門 |
経歴
弘化3年12月1日甲斐国生れ。明治26年4月9日歿。諱謙明、字伯卿、幼名小太郞、通称八右衞門。恊勵義塾を設けて敎育に従い、自ら儒者渡井夢南に就き学ぶ。さらに同志を謀って進德社を興し、子弟の薫育に務めた。明治13年夢南等と「觀風新聞」を創刊、西園寺公望の「東洋自由新聞」と呼応して自由民権説を鼓吹。また国会開設請願運動にも主導的役割を果たした。自由党結成後はその常議員に挙げられ、16年には峡中立憲党を組織。翌年静岡に精水会社を創設するなど産業界にも足跡を残した。
文獻
- 小田切海洲先生畧傳 ( 蘆洲村松志孝（村松蘆洲）編 昭和11年11月25日 山梨 海洲小田切謙明先生頌德會 ) → 「小田切海洲先生畧傳」をさがす
