「荒木博臣」の版間の差分
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+ | 天保8年10月7日肥前国佐賀郡生まれ。大正3年4月17日歿。旧姓山口、字君受、幼名權六、通称權六郞。号白縫。藩校弘道館に学び、のち藩命により昌平坂学問所に入る。帰藩後の元治元年、荒木家に婿養子となる。明治5年司法省出仕、翌年司法卿[[江藤新平]]の抜擢により累進。9年大阪上等裁判所詰。翌年福島裁判所所長、19年大阪控訴院評定官。その後東京に戻り、23年大審院判事となったのを最後に27年退官。35年長女志げが[[森鷗外]]と再婚、小説を書き始めて作家[[森志げ]]として聞こえた。夙に漢詩文を能くし、晩年鷗外が題簽を署した「猶存詩鈔」を上梓。 | ||
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2021年6月1日 (火) 21:47時点における最新版
(あらきひろおみ)
基本情報
よみがな | あらきひろおみ |
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職業 | 司法官、漢詩人 |
生年 | 1837 |
没年 | 1914 |
出生地 | 肥前国佐賀郡 |
別名 | 君受、權六、權六郞。白縫 |
経歴
天保8年10月7日肥前国佐賀郡生まれ。大正3年4月17日歿。旧姓山口、字君受、幼名權六、通称權六郞。号白縫。藩校弘道館に学び、のち藩命により昌平坂学問所に入る。帰藩後の元治元年、荒木家に婿養子となる。明治5年司法省出仕、翌年司法卿江藤新平の抜擢により累進。9年大阪上等裁判所詰。翌年福島裁判所所長、19年大阪控訴院評定官。その後東京に戻り、23年大審院判事となったのを最後に27年退官。35年長女志げが森鷗外と再婚、小説を書き始めて作家森志げとして聞こえた。夙に漢詩文を能くし、晩年鷗外が題簽を署した「猶存詩鈔」を上梓。
作品
- 猶存詩鈔 ( 大正2年2月8日 荒木乕太郞・荒木三雄編刊 ) → 「猶存詩鈔」をさがす